女性の13人にひとり、男性の67人にひとりが無理やりに性交などさせられた経験がある、との結果は内閣府の「男女間における暴力に関する調査」3年前の発表です。

しかし、性暴力、性犯罪として警察に届けられたり、認知されたりする数は、そのうちの氷山の一角。

私の体験としても、この13年の中で
大学教員として学生の多くからデートDVの相談を受けました。

それ以外にも、伊藤詩織さんのように、飲みにいった際知らないうちに薬物を混入され、酩酊状態でレイプされたという相談や無理矢理な性交による妊娠可能性を心配して婦人科受診について来てほしい、と言われたことも1、2回ではありません。

警察にも、周りにも相談に行けないで今も苦しんでいる人がこの世の中にどれだけいるか、と想像するだけで気が遠くなりそうです。

一方で、性の対等性に則ったお互いの愛や思いやりいたわりのある性交へのアプローチや方法を知らされていない青少年が

知らずに暴力的なAV動画や雑誌をみて勘違いして大人になり、相手が喜んでいると思い込み、故意でない加害者になるケースもたくさんあると思うのです。特に恋人同士や家庭内で。

伊藤詩織さんの勇気に感謝して、これからより一層、力を入れて、性暴力を受けたサバイバー、被害者の方々を応援していくことはもちろんですが、

加害者を糾弾するだけでなく、性にまつわる日本の文化、青少年教育、法整備、加害者の治療・ケア・再教育を含めた社会の在り方をどう改革していくのか、をそろそろ本腰入れてオープンに議論していく時期が来たのではないでしょうか。

私自身、選挙に出れば集会でセクハラを受けたり、SNS上で性的に攻撃するコメントを書かれたり、電車で痴漢にあったり、それを言ったらまた「お前のようなババアに痴漢するわけない、勘違いだ」と書かれたり、、、最近の経験だけでも語りたいことはたくさんあります。

反対に、私が今までの人生で、女性という性を使い男性に対して、嫌な思いをさせたり、加害を加えたことが絶対にないとは言い切れません。

多くの人が、対等性を保ち男女関係をつなぐことを家でも学校でもどこからも教わらずに大人になるまで生きて来たので、恋愛にしろ、結婚にしろ、試行錯誤で過ごしてきたと思うのです。

上記の無理矢理な性交体験がある人数をみてもわかりますが、もう、私たちは皆、性暴力の問題を避けては通れないのだと思います。

私には娘と息子がいます。先日結婚した息子からは孫ができるかもしれません。私が今まで関わってきた教え子の学生さんたちにも子どもが出来はじめています。日本の未来を担う子どもたちにとって現状でいいはずはないのです。

13人にひとりの女性、67人にひとりの男性が無理矢理性交させられることは、れっきとした性暴力である、そんな世の中は変えていきたい、誰でもが被害者にも加害者にもなり得る今の状況から誰もが無害者な社会へ。

性暴力の撲滅、法改正への道、性暴力サバイバーの応援などの意味を持つフラワーデモは
群馬で4回目を迎えます。

2020年1月11日17時から約1時間です。

高崎駅西口オーパ前にて
(晴天時:ペデストリアンデッキ上)
たくさんの皆さんとお会いできることを
こころ待ちしております。

私たちに出来ることはたくさんあります。